
大垣旅行記
13.May.2015
大垣からローカル路で行く!養老巡りの旅(後編)
前回の続きです。
養老公園内をさらに散策していると…しだれ桜発見!満開の美しさにテンションアップ。
青く澄んだ空に桜のピンク色がよく映えます。
今は桜が見ごろを終えようかという頃ですが、この後はアイリスやしゃがなどの花、
次はあじさい、そして秋には萩やシュウメイギクなど…。
1 年を通していろんな花を楽しむことができるとの案内板を発見。
花好き、写真好きにもたまらない場所かと思います。少なくともわたくしは好きですねぇ。
今回は電車でここまで来ましたが、
たとえば大垣駅から養老公園まで車なら 40 分弱というところでしょうか。
市内に住んでいればドライブがてら公園をめざし、休日を満喫するための定番の場所なんて使い方もできそう。
ちょっと写真では分かりづらいのですが桜吹雪の中をお散歩しました。
テニスコートもあり、テニスを楽しんでいるグループを発見。楽しそうで気持ちよさそうにプレーしてましたよ。
わたくしは散策だけであっという間に時間が過ぎてしまい、パターゴルフや
養老天命反転地というアート施設まで堪能できず。残念。
これが養老天命反転地という体験型アート施設の一部。有料です。
あ、岐阜県(の一部)だ。中が気になる。
そんなかんじで、養老公園は1 日かけて遊んでもよし、何回かに分けて楽しんでもよし、
とにかく 1 度だけでは堪能できないほど広大な施設でした。
小さなお子さんを連れたファミリーで遊べる施設や広場あり、
夫婦や友人たちと散策やウォーキングを楽しむもよし。
スポーツでさわやかな汗をかくもよし、一風変わったアートを体験するもよし、
いろんな楽しみ方ができそうな場所です。
今度はパターゴルフか養老天命反転地に行ってみようかな、できればもう少しのんびりしたいなぁ、
などと後ろ髪を引かれる思いのまま、養老駅へと戻ります。
ほどなくして駅到着。実は養老駅の前には「きびようかん本家」というお店があるんです。
朝、到着したときから気になっていました。
電車の時刻まで少しあるのでお店に入ってみました。
中では気さくな奥さんが養老駅についての話や、お店にあるお土産についてなど
いろんなお話を聞かせてくださいました。すごく話し上手。
店内の写真撮影も快諾。ますます素敵。
ウエンツ瑛士さんがこのお店の柿ジュースを広めてくれたとか、
養老駅の瓦、実は “Y” の字が隠れているのよというお店や養老駅に関するお話も披露。
ここよここ!
そしてお店の中は、時間があったらもっとゆっくりできたのに!というほどいろんな商品でいっぱい。
お店の看板商品はきびを使ったきびようかん。試食あり。
甘くておいしい。つぶつぶとした食感が新鮮。
でもあえての養老の水とサイダー購入。
ちょっとお高いお土産だけど、奥さんとの楽しい時間に免じてということで。
飲むのが楽しみ~♪
駅舎内では、歴史ある建物を有効活用しようということで 地元 NPO のメンバーによる
動画配信スタジオの公開録画を実施中でした。今月開設のできたてほやほやスタジオ。
帰り際、ひとつ気になったのは今現在、養老鉄道は存続か廃止かという問題が起きており、
それについての問題提起がなされているといった内容のチラシを発見したこと。
街を活性化させようとする動きがある一方で、衰退していくかもしれないものもある。
よくある問題と片付けるのは簡単ですが、地方での交通のあり方を考えさせられるものでした。
今回訪れたこの養老という地はとても穏やかで心地よい場所。
いろんな人に訪れてもらいたいなぁと思っただけに問題の重みも感じます。
だからこそ、町にとっても人にとってもベストな選択があることを切に願いつつ、大垣へと戻るのでした。